ワクチン接種協力の医師に支援金 河野氏表明 「仕組み作る」

 河野太郎ワクチン担当相は29日午前の日本テレビの番組で、新型コロナウイルスワクチンの接種を推進するため、医師に協力を呼び掛け、応じた場合は支援金を支払う意向を表明した。「変異株が急速に拡大しており、早く打ち終わるのが大事だ。(協力に)出てきやすいような仕組みをつくる」と述べた。

 河野氏はワクチン接種に協力する医師の数について「まだ割合からいうと小さい」と指摘。今後さらに接種への協力を呼び掛け、夜間や休日の接種を進めると強調した。30日には菅義偉(すが・よしひで)首相が日本医師会の中川俊男会長や日本看護協会の福井トシ子会長と面会し、河野氏も同席する予定で、この場でも円滑な接種に向けて協力を要請するとみられる。医師への支援金の詳細については「近く発表できる」との見通しを示した。

 また、河野氏は政府がワクチン接種を迅速に進めるために東京、大阪の2カ所に設置する大規模接種センターに関連し、「都道府県などが大規模接種をやるなら、(すでに自治体に配送している)ファイザーのワクチンに加えて(現在承認申請中の)モデルナ(のワクチン)を別途供給しようと思っている」と語り、さらなる大規模接種を検討していく考えを示した。

 一方、自民党が提言している24時間の接種体制整備に関し、対象が65歳以上の高齢者となっている現時点では深夜の接種を希望する高齢者は少ないとみられることを念頭に「休日診療など、医師が少しずつ協力してくれればスピードが上がる」と述べ、慎重な姿勢を示した。ただ今後、若年層への接種が開始されれば、「(東京・新宿の)歌舞伎町で24時間接種可能となれば、来てくれる人がいるだろう」とも語った。

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