途上国のワクチン運搬支援 政府、中南米などに42億円

 政府は27日の閣議で、途上国で新型コロナウイルスワクチンを接種会場まで運ぶ「コールドチェーン」(低温物流)整備のため、約42億円の緊急無償資金協力を実施すると決定した。中南米とアフリカの計31カ国が対象。3月にアジア太平洋地域の25カ国へ計約45億円の拠出を決めたのに続く第2弾となる。

 途上国に保冷設備や運搬用車両などの機材を供与し、各地で低温のまま接種できるようにする。

 政府は国産ワクチンを持たない立場で可能な国際貢献策として、流通設備の提供によるワクチン普及の支援に力を入れている。茂木敏充外相は記者会見で「日本の強みを生かし、スピード感を持って支援を進めたい」と強調した。

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