首相、22日までに目標表明 2030年温室ガス削減 衆院解散、ワクチン接種に支障与えず

 【ワシントン=杉本康士】訪米中の菅義偉(すが・よしひで)首相は16日夜(日本時間17日午前)、ワシントンで同行記者団と懇談し、2030年温室効果ガス排出量の国別削減目標(NDC)について22日にオンライン形式で開かれるバイデン米大統領主催の気候変動サミットまでに表明すると明言した。

 首相はサミットに言及した上で「それまでの間にはっきりさせたい」と説明。その上で「私自身、カーボンニュートラル(脱炭素)を2050年と宣言しているので責任がある」とも述べた。

 衆院解散の時期については「新型コロナウイルス対策が大前提だ」と述べた。新型コロナウイルスのワクチン接種会場に使われる体育館や公民館は選挙でも使われることについては「予定をしている会場は私が考えているより全然少なかった。影響を与える箇所が少ないということだ」と述べた。ワクチン接種期間中に衆院解散・総選挙を実施しても支障はないとの考えを示したものとみられる。

 首相はまた、この日会談したバイデン氏について「これからも付き合い続けていける。一緒にやりたい人という思いはすごく強く持っている」と述べた。バイデン氏の任期は残り3年9カ月で、首相も長期政権に意欲を示した形だ。

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