群馬県が補正予算 豚熱緊急対策や愛郷プロジェクトで7億円余り

 群馬県は15日、令和3年度一般会計を約7億1600万円増額する補正予算案を発表した。前橋市の豚熱(CSF)発生を受けて緊急対策に乗り出すほか、新型コロナウイルス禍で苦境にあえぐ観光業への支援策「愛郷ぐんまプロジェクト 泊まって! 応援キャンペーン」第2弾の新規事業の関連費用も計上した。

 県によると、補正後の予算額は約7670億4200万円。16日開会の第2回臨時会に提案する。

 豚熱対策では約8900万円を計上し、ウイルスを媒介する野生イノシシの集中捕獲に乗り出す。

 まず養豚農家の多い地域などを緊急捕獲エリアに設定した上で、通報システム付きくくりわなによる集中的な捕獲を実施。捕獲にあたる猟友会メンバーらへの奨励金は、従来の1頭当たり4千円の倍の8千円を支給し捕獲を促す。

 併せて、養豚農家が飼養衛生管理基準を自己点検できるようスマートフォン向けアプリの開発にも着手する。

 約6億2700万円を計上した同プロジェクトは国の補助金を活用。県内旅行会社が販売する県内日帰りツアーなどを対象に、料金1万円以上の場合に1人当たり5千円を割り引く新規事業を始める。期間は17日~5月31日とする。

 また、同プロジェクトを使って宿泊施設を利用した人を対象に地域限定のクーポンを発行する市町村に対し、利用者1人当たり2千円を上限に補助金を出す。

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