パラリンピック聖火、880超の市区町村で採火 延期前より増加

 東京五輪・パラリンピック組織委員会は31日、新型コロナウイルスの影響で延期されたパラリンピック聖火リレーで実施される「聖火フェスティバル」について、参加自治体などの詳細を発表した。採火を行う自治体数は延期前の700超から、全国880超の市区町村に増加した。

 全市区町村で採火を行うのは、延期前の15県に東京都、大阪府、兵庫県が加わり、計18都府県に。コロナ禍で開催を不安視する声もある中、組織委は「各自治体が聖火リレーを通じた参画意欲を失わず、むしろ『自分たちがパラリンピックを盛り上げたい』と思っていただいた結果ではないか」としている。

 聖火フェスティバルは各地で実施される「採火」や施設などを訪れる「聖火ビジット」、開催都市へ炎を送り出す「出立」などの総称で、五輪閉幕後の8月12~20日に行われる。北海道白老町ではアイヌ伝統儀式による採火を行うなど、「多様性」を重視するパラリンピックらしく、各地域の特色を生かした内容となっている。

 17日からは静岡、千葉、埼玉、東京の4都県で実際にリレーが行われ、20日に都内で全国とストーク・マンデビル(英国)からの炎を集める集火式を開催。再び都内をリレー後、24日に国立競技場で行われる開会式で聖火台に点火される。五輪と異なり3人一組で走る聖火ランナーとして、計約1千人が参加する予定で、5月以降に本人に通知される。

アクセスランキング

もっと見る

ピックアップ