菅首相記者会見詳報(2)ワクチン「6月までに少なくとも1億回分確保」

=(1)から続く

 「第四の柱は、安全・迅速なワクチン接種です。変異株を含めて、感染対策の決め手となるのがワクチンであり、1日も早く全て国民の皆さんにお届けしなければならない。そうした思いで準備を進めております。これまでに副反応も報告されておりますが、専門家の評価によれば、いずれも比較的軽度であり、適切に治療され、改善をしているということであります。医療関係者への優先接種は順調に進んでおり、現在は1日8万人の規模で接種が行われております。4月12日からは、高齢者への優先接種が始まります。そして6月までに少なくとも1億回分が確保できる見通しです。医療従事者、高齢者に行き渡る十分な量であり、皆さんに安心をして接種いただけるように、丁寧な情報発信を行ってまいります」

 「そして第五の柱が、次の感染拡大に備えた医療体制の強化です。今回は、急速な感染拡大に十分に対応できず、各地でコロナ病床や医療スタッフが不足する事態となりました。各都道府県において、今回のような感染の急拡大に対応できるように準備を進めています。コロナ病床、回復者を受け入れる病床、軽症者用のホテル。自宅療養が役割を分担をして、感染者を効果的に療養できる体制を作ります。こうした総合的な対策とあわせ、宣言が解除されても、資金繰り、雇用調整助成金など、できるだけの支援をきめ細かく行っていきます」

 「一昨日には、生活や雇用に深刻な影響が及んでいる方々への緊急支援策を取りまとめました。厳しい状況の中でも、未来を担う子供たちを第一に考え、1人親や低所得の子育て世帯に対し、子供1人当たり5万円を給付します。一定の所得を下回る方々について、月々10万円の給付金につき、職業訓練の対象を拡大し、中でもデジタル分野の訓練の人数を倍増させて5000人とします。緊急小口などについて新規の貸付を4月以降も継続し、住民税非課税世帯については、来年以降返済を免除いたします。自殺防止、子供食堂、子供見守りなど、政策の間(はざま)にあって、現場で活動を行うNPOなどに新たに60億円の支援を行います。さらにこれまでの多くの雇用を担ってきた飲食業などの事業の継続を支援するために、金融面の対策を早急に取りまとめます」

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