ワクチン4月に1025万回分到着 医療従事者向けは5月前半に発送完了 

 河野太郎ワクチン担当相は5日の記者会見で、米製薬大手ファイザー製の新型コロナウイルスワクチンに関し、4月中に1瓶あたり6回接種できる場合の最大値で1025万6220回分が国内に到着するとの見通しを示した。5月前半には医療従事者ら約480万人が2回接種できる量を各都道府県に配送し終える見込みも明らかにした。

 3月末までに到着する最大約350万回分と合わせれば、計約1375万回分となる。

 4月の見通しでは、5日と12日の週に各最大256万3470回分が到着する。19日と26日には各最大256万4640回分が届くとした。ただ、国際的にワクチンが不足する中で、輸送する便ごとに欧州連合(EU)の輸出承認が必要で、河野氏は「EUの承認が前提」と付け加えた。

 一方、河野氏は1瓶当たり6回打てる特殊な注射器について、4月12日から始まる高齢者向けの接種では開始までに準備が間に合わないことも明らかにした。3月分の医療従事者への優先接種も同様とし、「確保している5回用の針と注射器でお願いすることになる」と述べた。余ったワクチンは廃棄する。

 特殊な注射器が当面間に合わないことに伴い、今後の接種スケジュールへの影響は「現時点では特にない」と語った。接種時に6回の注射器へ切り替えるタイミングは「バラバラと変えるわけにはいかないので、それなりの量が確保ができたところで一斉に切り替えたい」と述べた。

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