「米国は日本側に立つ」 岸防衛相、尖閣主権で火消し

 岸信夫防衛相は2日の記者会見で、中国公船が領海侵入を繰り返す尖閣諸島(沖縄県石垣市)の日本の主権に関し「米国は日本の立場を十分に理解し、わが国の立場に立って連携してもらえる」との認識を示した。尖閣に関する日本の主権を支持するとした自らの発言を訂正したカービー米国防総省報道官の対応を受け、火消しを図った形だ。

 尖閣諸島は日米安全保障条約第5条の適用対象だと日米間で繰り返し確認しているが、米国は主権について特定の立場を取らないとの考え。カービー氏も訂正後、この原則に戻った。

 安保条約の適用は尖閣が日本の施政権下にある必要があるため、日本側に「中国に施政権を崩されれば、安保条約が適用されない」との懸念がある。会見で岸氏は「尖閣を防衛する米国の関与は揺るぎない」と強調した。

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