白浜・空港公園、ビジネス拠点に 和歌山県が事業者募集開始

 南紀白浜空港(和歌山県白浜町)に隣接した「南紀白浜空港展望広場(空港公園)」に企業を誘致しようと、県は事業者の募集を始めた。誘致した企業に施設を建設、運営してもらい、保養地で働きながら休暇もとる「ワーケーション」の場や、ICT(情報通信技術)企業のオフィスなどさまざまなビジネス拠点にしたいとしている。

       (張英壽)

 空港公園は県有地で、空港から迂(う)回(かい)道路を通って約500メートルの距離にある。標高約110メートルで、空港一帯を一望できる。70台の駐車場が整備されているが、平日は駐車している車は少なく、有効活用しようと県が企業誘致を決めた。

 約6千平方メートルの敷地のうち約2900平方メートルを事業用地として1社に貸し出し、企業側が施設を整備、運営。その施設に別のさまざまな業態の会社が入る。

 借地期間は15年以上30年未満で、土地の賃借料は年額140万円以上。令和4年中の開業ができ、レンタルオフィスを5室以上確保、シェアスペースを設けることなどが条件。県が整備費の6分の1、最大3千万円を補助する。

 3月2日まで募集。3月中旬ごろに審査会を実施して誘致企業を決める。

 空港は新型コロナウイルスの影響で、外国人観光客の利用は激減したが、コロナ後を見据えて県が税関手続きや出入国審査ができる国際線ターミナルを建設中で、今夏に完成予定。

 県商工観光労働総務課の担当者は「空港そばに立地し、見晴らしがいいことがセールスポイント。それを生かした事業を行う企業に来てほしい」と話している。

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