辞表提出の福岡・小川洋知事「断腸の思いで決断」4月に知事選、動き本格化

 同日は県議会2月定例会最終日で、予算案が採決される。服部氏は「知事は無事(予算の)成立を見届けたいと話していた」と明かした。

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 小川氏が辞表を提出したことで、今後の焦点は知事選に移る。

 県議会関係者によると、最大会派の自民党内では、後継に服部氏を推す声が上がっている。成立した新年度予算は、新しい知事の下で執行されることになる。副知事として長年、小川氏を支えてきた服部氏ならば、「病気でやむなく辞職した小川氏の路線を引き継ぐというイメージができる」

 自民福岡県連常任相談役の蔵内勇夫県議は後継について「小川氏の意をくみ、福岡県を熟知し、県議会の信頼もある候補が生まれることを期待している」と話す。

 自民は小川氏が3選を果たした平成31年の知事選で分裂し、党推薦候補が大敗した。今回の知事選は、4月25日に行われる衆参3つの補欠・再選挙と時期的に近く、勝敗が国政に影響を与える可能性もある。蔵内氏は「分裂だけは避けなければいけない」と強調する。

 ただ、服部氏は、記者団に「職務代理者としての務めを全身全霊で果たしていくだけだ」と述べるにとどめ、知事選への出馬を決断するかどうかは不透明だ。

 一方、立憲民主党福岡県連の山内康一代表は、取材に対し「対応は白紙で、これから協議する。わが党の考えに近い候補者を選びたい」と述べた。

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