野田佳彦元首相、「なぜ公邸に住まないのか」菅首相を追及

 立憲民主党の野田佳彦元首相は15日の衆院予算委員会で、首相就任後も東京・赤坂の衆院議員宿舎に住んでいる菅義偉(すが・よしひで)首相に対し、「危機管理上の1分や2分はとても大きい。なぜ公邸に住まないのか」と追及した。

 13日午後11時8分ごろに発生した福島、宮城両県で震度6強を観測した地震では、首相は議員宿舎から官邸に駆けつけ、約20分後に到着した。

 野田氏は自らも首相として公邸で暮らした経験を踏まえ、「首都直下型地震だったら道路が寸断される可能性もある。赤坂と(官邸のある)永田町は目と鼻の先だが、20分では到達しない」と指摘。「北朝鮮がミサイルを発射すれば10分で着弾する」と畳みかけた。

 首相は「公邸に入居するのかどうかにかかわらず、緊急事態に政府がいち早く対応することが大事だ」と理解を求めたが、野田氏は米国のホワイトハウスなどを例に挙げ、「世界の首脳は職住近接のところに住んでいる。(首相は)わがままだ」と批判を強めた。

 自民党政権では、安倍晋三前首相も平成24年末の第2次政権発足後から昨年9月に首相の座を離れるまで、公邸には住まず、都内の自宅から通勤している。

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