政府「従軍慰安婦」用いず 加藤長官、中学教科書と一線

 加藤勝信官房長官は8日の衆院予算委員会で、慰安婦をめぐる表現について「近年、政府は『慰安婦』という用語を用いており、『従軍慰安婦』は用いていない」と述べた。日本維新の会の藤田文武氏の質問に答えた。

 加藤氏は、平成5年の河野洋平官房長官談話で「従軍慰安婦」という用語を使った理由について「同年ごろ、多くの人が『従軍慰安婦』という言葉を用いていた事情があったため、政府としてはかつて『いわゆる』という言葉を付して表現した」と説明した。

 一方、今年4月から使われる中学校歴史教科書に「従軍慰安婦」との記述が復活したことに関して、萩生田光一文部科学相は「教科書検定が適切に行われた結果、当該図書は検定に合格した」と語り、検定基準に沿ったものだとの認識を強調した。

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