菅首相記者会見詳報(5)特措法改正案「速やかに施行し、より実効的な対策講じることができる」

=(4)から続く。

 菅義偉(すが・よしひで)首相「(新型コロナウイルス)特別措置法(改正案)の適用であります。罰則の周知期間に配慮しながら、できる限り今、速やかに施行したいと思います。施行後は改正法に基づいて、より実効的な対策が講じることができるだろうというふうに思っています。また公示はあらかじめ、学識経験者の意見を聞いた上で行い、国会へ必要な事項については速やかに報告し、恣意的(しいてき)な運用が行われないようにしっかり対応していきたいというふうに思ってます。支援と行政罰をセットにして、より実効的な効果を上げたいというふうに思います。個人の自由や権利に十分配慮することは当然のことだと思っています。

--今回、緊急事態宣言をどの地域でどれくらいの期間延長するかをめぐり、どのような点で悩んだか

 首相「まず、緊急事態宣言に基づく対策の実施というのは、国民の皆さんの日常生活や、生業に大きく制約するものであります。やはりそうした中にあって、多くの地域を解除して、延長は短期間にした方がいいとか、いろんな考え方があることは事実であります。そういう中で、今回は多くの地域で期間を延長させていただいて、感染をしっかり減少させて、合わせて病床の負荷をぜひ下げる必要があるというふうに判断し、栃木県以外については1カ月間の延長を決断したということであります。国民の皆さんには、こうした制約をまた引き続いてお願いすることに対して、大変申し訳ない思いであります。けれども、ようやく宣言をしてから感染者数が日々下がっています。ここにおいて、コロナを収束させたい。そういう強い思いの中で判断をさせていただきました」

 政府分科会・尾身茂会長「首相の判断については今日、国の考えが諮問委員会に提示された。期間は3週間じゃなくて1カ月。それから解除は栃木だけというのが政府からの諮問でありました。この2点については基本的には全員合意だったと思います。それについて対策する上で、いくつか検査をもう少し充実していただきたいとか、そういうコメントはあった。基本的対象方針の一部、本当マイナーな修正はありましたけど、今ご質問の1カ月とか、栃木だけとか、そういうことについてはもうこれはコンセンサスだったと思います」

アクセスランキング

もっと見る

ピックアップ