菅首相記者会見詳報(4)宣言解除には「まずステージ3に行くこと」

=(3)から続く。

 菅義偉(すが・よしひで)首相「対策を徹底し、状況が改善された都府県は、期限を待たず、順次、宣言を解除する方針でありますが、まずは1カ月ですべての都府県で解除できるよう対策の徹底を図っていきたいというふう思います。そういう中で、まずは第3類に、先ほど申し上げましたけども、東京都であれば1日500人以下。ベッドが50%以下。そういう話をさせていただきましたけれども、まずステージ3に行くことを考えております。そして、それから先のことについては当然、専門家の委員の先生方と相談をさせていただきながら宣言を解除できるところは解除していきたい。このように思ってます」

--今冬の電力供給の状況が非常に悪い。真摯(しんし)に対処するか

 首相「電力が逼迫(ひっぱく)してきたのは事実であります。その際、全国の電力会社が電力を融通し合い、混乱は切り抜けることができたというふう思ってます。そしてその後、電力供給を確かなものにするために、休電中の(発電所の)発電の開始などさまざまな対応を経済産業省を中心に行っておりまして、電力そのものが危機に陥ることはないという状況の中で今取り組んでいることを申し上げたいと思います」

--病床の逼迫が続く中、自宅療養に対する不安を払拭するため、どういう対策をとるか

 首相「まず医療体制の確保に全力をあげて取り組んでいます。新型コロナ患者を受け入れる医療機関が、そのことによって損失を被ることがないように支援をしっかりしていくとか、あるいは国と都道府県が緊密に連携し、一つ一つの病院に直接働きかけを行いながら、今、取り組んでいるところです。先ほど申し上げましたけど東京都では、この1カ月で約2000床の病床を追加することができたと思っています。自宅療養している方々については、症状に変化があった場合速やかに把握し、医療機関などにつなぐために、パルスオキシメーターなど、国として支援し、各自治体において、患者の様態をしっかりモニターする体制を作っていただくなど、そうしたことを国と都道府県の間で連携しながら今取り組んでいるところであります」

 政府分科会・尾身茂会長「自宅療養の人が今、入院調整の人が多くなって自宅療養してきておりますよね。そういう人に対するフォローアップというか、これはもう往診したり、オンライン診療をしたり、そういうことが非常に重要だ。あと今首相が仰ったパルスオキシメーターなんかの供与ということ。それと同時に、今実は入院、それから転院の調整は非常に難しくなっていて、保健所の方も非常に疲弊している」

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