首相、尖閣警備へ「大型巡視船整備したい」 関係閣僚会議で強調

 菅義偉(すが・よしひで)首相は21日、海上保安体制強化に向けた関係閣僚会議に出席し、同日閣議決定した令和3年度予算案について「わが国の海を守る海上保安官が崇高な使命を全うできるよう今年度補正予算も活用しながら、尖閣、領海警備のための大型巡視船などを整備したい」と強調した。

 首相は、中国公船による尖閣諸島(沖縄県石垣市)の領海侵入や中国漁船が大挙して密漁を続ける大和堆(やまとたい)を挙げて「わが国の周辺海域を取り巻く情勢は大変厳しいものになっている」と指摘。その上で「海上保安庁をはじめとする関係省庁が力を結集し、海洋の安全保障の確保に全力を尽くすようお願いする」と語った。

 具体的には、大型巡視船の整備のほか、「人材の確保・育成のため、大型練習船の整備など教育関連施設の拡充も着実に進める」と説明。南シナ海における中国の強引な海洋進出に直面する東南アジア諸国などへの人材育成支援を進める考えも示した。

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