大阪維新の新体制に自民大阪府連「吉村カラー注視」

 大阪維新の会の代表が松井一郎大阪市長から吉村洋文大阪府知事に代わったことを、他党はどうみるか。自民党府連の多賀谷俊史幹事長(大阪市議)は「松井氏の発言力は残る」と話す。大阪維新の代表は退いても国政政党「日本維新の会」を率い、市長も令和5年春の任期満了まで務めるためだ。

 2025年大阪・関西万博を控える中で、都構想に代わる「総合区」制度や広域行政の一元化条例など、新たな制度改革も検討されており、「吉村氏の求心力は未知数。吉村カラーをどう打ち出すか注視したい」と多賀谷氏。「広域行政の一元化を条例で縛ることは容認できない」と批判する一方、「万博は超党派で臨む」と是々非々で臨む姿勢を示した。

 一方、共産党府委員会の柳利昭委員長は「維新が目指す方向は今後も同じだ。総合区も広域行政の一元化も許さない。維新政治の転換を図る」と息巻く。

 住民投票で維新と共闘した公明党大阪府本部の土岐恭生(やすお)幹事長(大阪市議)は「維新との付き合い方はこれまでと変わらない。大阪の発展のために切磋琢磨(せっさたくま)していく」と述べた。

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