大阪維新代表に就任の吉村氏「ワン大阪実現したい」

 大阪維新の会の松井一郎代表(大阪市長)の辞任に伴い21日、行われた初の代表選で、新代表に選出された吉村洋文氏(45)=大阪府知事=は、党務を取り仕切るナンバー2の幹事長に横山英幸府議(39)、政務調査会長に守島正市議(39)、総務会長に岡崎太市議(53)をそれぞれ指名し、新体制を発足させた。吉村氏と年齢が近い「吉村世代」と称される若手が党運営の中心を担う。

 大阪市内で開かれた全体会議であいさつした吉村氏は、「大阪の成長を前に進めていく。微力だが、皆さんの力で一致団結し、大阪の成長のためワン大阪を実現したい」と述べ、挙党態勢の構築に全力を挙げると強調した。

 1日に行われた大阪市民対象の住民投票で、再び否決された大阪都構想については、「『3回目の住民投票をすべきだ』という人もいると思うし、都構想にかけてきた思いもあると思う」としたが、自身が3度目を目指すことは改めて否定した。

 同日付で代表を退いた松井一郎氏(56)=大阪市長=は「新しい組織で府民、市民のニーズに応えてもらいたい」と語った。

 吉村氏は維新元代表の橋下徹氏に触発されて候補者公募に応じ、平成23年の大阪市議選で初当選。任期中の26年、市議を辞職して同年の衆院選で大阪4区に維新公認で立候補し、自民現職に敗れたが比例復活で初当選した。

 党の政調会長も務めたが橋下氏の引退に伴い27年、40歳で大阪市長に就任。昨春の大阪府知事・市長のダブル選で松井氏と入れ替え選に挑み当選、知事に就任した。

 22年に設立された大阪維新の会には現在、250人以上が所属。府市両議会で第一党となっている。

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