菅首相、バイデン氏と電話会談

 菅義偉(すが・よしひで)首相は12日午前、米大統領選で当選が確実となったバイデン前副大統領と電話会談した。首相はバイデン氏に祝意を伝えるとともに、「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けた日米の連携強化を呼びかける。北朝鮮による拉致問題の解決に向けた米側の協力も求める見通し。

 バイデン氏は9日にカナダのトルドー首相と電話で会談。10日には英国、ドイツ、フランス、アイルランドの欧州各国首脳とも電話会談を行っており、日本側は早期の会談実現をバイデン氏側に働きかけていた。

 バイデン氏が当選確実になったことを受け、首相は9日、記者団に「日米両国は自由、民主主義、普遍的価値観を共有する同盟国だ。日米同盟をさらに強化なものにするため、インド太平洋地域の平和と繁栄を確保していくために、米国とともに取り組んでいきたい」と語っていた。

 バイデン氏は気候変動対策の国際枠組み「パリ協定」に復帰する意向を示しており、首相も2050(令和32)年までの温室効果ガス排出量実質ゼロを目指すと宣言している。両者は地球温暖化対策に前向きで、日米が協力して国際的協調を促す関係を目指す。

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