首相、バイデン氏との電話会談や訪米調整の意向 温暖化対策にも期待の声

 政府は米大統領選でバイデン前副大統領の当選が確実となったことを受け、菅義偉(すが・よしひで)首相とバイデン氏の電話会談や首相の訪米に向けて調整を進める。首相の訪米は早ければ来年1月下旬となりそうだ。日米同盟の連携維持を図る一方、政府内には地球温暖化対策に積極的なバイデン氏に期待する声も上がっている。

 首相は9日、官邸で記者団に電話会談と訪米について「今後タイミングを見て調整していきたい」と語った。その上で「日米両国は自由、民主主義、普遍的価値観を共有する同盟国だ」と述べ、米国との連携強化を目指す考えを示した。

 首相は8日午前に自身のツイッターでバイデン氏を祝福し、陣営にも連絡した。このタイミングでの祝意伝達について、日米外交筋は「もちろん他国の動向は見ている」と述べ、ジョンソン英首相らが祝意を表明したタイミングを見計らったと説明した。

 加藤勝信官房長官は9日の記者会見で「バイデン候補が選挙戦を通じて(地球温暖化対策の国際的枠組み)パリ協定復帰をはじめ気候変動への取り組みを公約に挙げていたことは承知している」と述べ、協定復帰に期待をにじませた。

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