めぐみさんへの手紙 拉致から43年、残る時間多くない 東京・立川第七中の生徒から

 横田めぐみさん(56)=拉致当時(13)=が北朝鮮に拉致されてから今月15日で43年となる。めぐみさんの弟、拓也さん(52)が7日に講演した東京都立川市の立川第七中学校の生徒からは、産経新聞社にめぐみさんに宛てた手紙が事前に寄せられていた。「泣かないでください」「必ず再会できます」「私は北朝鮮を許しません」…。めぐみさんが連れ去られた当時と同じ年頃の生徒たちの率直な思いが伝わってくる。

私も「ただいま」待っている 中2 佐藤心薫(さとう・ほのか)さん(14歳)

 めぐみさん。今、あなたは何をしていますか。家族や友達に会うことができない日々が何十年と続き、想像もできないような悲しみ、怒り、苦しみがあると思います。今すぐ日本に帰ってきて、お父さんとお母さんに「ただいま」と言ってほしいです。めぐみさんの「ただいま」を私も待っています。

 私は昨年、拉致問題をテーマにした政府主催の国際シンポジウムに参加し、仮想現実(VR)の映像を見てめぐみさんがどのように拉致されたのかを体験しました。たくさんの感情がこみあげ、胸がはりさけそうでした。出たくても出してくれない船の中で、めぐみさんがどれほどつらい思いをしたか。私はただただ、帰国を願うことしかできません。

 自分さえよければいいという考えで、拉致問題について知らないふりをしている人もいると思います。私たち、中学生には日本を動かせるような力はありませんが、小さな力でも合わせれば大きな力になります。私は1日でも早くめぐみさんが帰国できるように、ボランティア活動などをしています。

 日本中の人たちが協力しあえば帰国は実現します。「誰かがやってくれる」のではなく、自分が参加するのです。

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