初鹿衆院議員が辞職届 強制わいせつで書類送検、不起訴も「けじめ」

 旧立憲民主党に所属していた昨年12月に強制わいせつ容疑で書類送検された無所属の初鹿明博衆院議員(51)=比例東京=は22日、議員辞職願を衆院に提出した。その後、国会内で記者会見し、「自らの意思で議席を返上することが党や有権者に対するけじめだ」と辞職の理由を説明した。政治活動は今後も続けると強調した。

 初鹿氏は「不起訴になったが、告訴されるということは私の言動に相手を不快にさせる原因があった。真摯(しんし)に反省し、辞職を(相手への)けじめとしたい」とも述べた。「支援者の信頼を著しく欠いた。政治家全体のイメージダウンにもつながったと感じ、大いに反省している」と陳謝した。

 また、国会議員の特権意識があったのではないかとの指摘を周囲から受けたと明かし、「議員辞職することで、自分の体にまとわりついてしまった特権意識という衣を捨て去らなければならないと思った」と心境を語った。

 次期衆院選に出馬するか否かに関しては「全く決めていない」と説明した。

 初鹿氏は平成21年初当選で当選3回。27年5月にタクシー車内で同乗していた知人女性にキスを迫ったり、下半身に相手の顔を押し付けたりするなどした疑いで、昨年12月、書類送検され、旧立民を離党した。先月、不起訴処分が決まった。

 議員辞職に伴い、29年の前回衆院選の比例東京ブロックで同党名簿順位で次点で落選した松尾明弘氏(45)が繰り上げ当選する見通し。

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