自民党内で存在感増す森山氏と石原派 菅首相選出を主導

 自民党石原派(近未来政治研究会、11人)は8日、東京都内で政治資金パーティーを開いた。9月の総裁選では事務総長を務める森山裕国対委員長が菅義偉首相(党総裁)の選出に主導的な役割を担い、平成29年以来となる派出身の閣僚が誕生した。党内7派のうち最小勢力だが、森山氏とともに存在感も向上している。

 「一致結束して菅内閣を支え、頑張ることを約束する」。パーティーで、領袖の石原伸晃元幹事長はこう強調し、胸を張った。

 石原派は平成30年の総裁選で、安倍晋三前首相への支持表明が石破派(水月会)を除く党内6派の中で最も遅れた。背後には安倍氏と遠く、石破茂元幹事長を支持する最高顧問の山崎拓元副総裁の影響があったが、派の求心力は大きく低下。近年は入閣者を出せない状態が続いていた。

 反転攻勢のきっかけを作ったのが森山氏だ。首相とは長年国会対策で細かく連絡を取り合っており、今年6月頃からは、二階俊博幹事長を交えた3氏で夜会合も重ねていた。

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