横田早紀江さん「必ず助ける」 めぐみさん56歳の誕生日に心境

 北朝鮮に拉致された横田めぐみさん=拉致当時(13)=が5日、56歳の誕生日を迎えた。一刻も早い帰国を切望する母の早紀江さん(84)は「真っ暗闇の中だが、首相も代わったので少し期待をしたい。必ず助けてあげるといつも思っている」と語った。一方で6月には、めぐみさん救出へ全身全霊をささげてきた父、滋さんが87歳で死去。「今年はより寂しい誕生日になる」とも吐露した。

 めぐみさんは中学1年だった昭和52年11月15日、新潟市内で下校途中に失踪した。平成9年、被害者家族が集い家族会が発足。滋さんが代表に就き、夫妻は署名活動や講演で全国を回り、二人三脚で地道に救出運動を続けてきた。

 5日は、その滋さんの月命日とも重なる。早紀江さんは「夫は天国にいる。めぐみも頑張って元気に生きている。そう信じるしかない」と言葉を絞り出す。

 14年、北朝鮮は拉致を認めて謝罪したが、めぐみさんらは「死亡した」などとする主張を変えていない。

 早紀江さんは「当たり前のように嘘をつく国であり、日本政府は知恵を働かせ、裏をかくぐらいの気持ちで進展させてほしい」と訴えた。

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