日本学術会議、菅首相の任命見送りに左派野党やメディア猛批判「学問の自由の侵害だ」 橋下徹氏「侵害になるわけがない」

 科学者で構成する政府機関「日本学術会議」の新会員が1日発表されたが、菅義偉首相は同会議が推薦した候補105人のうち6人の任命を見送った。現在の制度になった2004年度以降、推薦候補が任命されなかったのは初めて。左派野党やメディアは「学問の自由の侵害だ」などと猛烈に批判している。ただ、学術会議の姿勢を問題視する声もある。

 任命されなかったのは、17年に国会で改正組織犯罪処罰法への反対意見を表明した松宮孝明立命館大教授(刑事法)ら6人。

 日本共産党機関紙「しんぶん赤旗」は1日、この問題をスクープした。同党の志位和夫委員長は同日の記者会見で、「学問の自由を脅かす極めて重大な事態が起こった」「任命の拒否は違法、違憲の行為だ」と批判。立憲民主党など左派野党4党は、来週予定されている閉会中審査や臨時国会で追及する方針で一致した。

 朝日新聞と毎日新聞、東京新聞は2日朝刊の1面で報じた。東京新聞は1面トップや社会面などで大々的に報じ、あの望月衣塑子記者らの署名で、「意に沿わない者を排除しようとの意図も透ける」と伝えた。

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