安倍政権を振り返る 「グローバル外交も対韓関係悪化」 韓国 尹徳敏・韓国外国語大教授

 昨年の日本政府による韓国への輸出規制強化(輸出管理厳格化)は、韓国で「NO JAPAN」という民間レベルにまで広がる日本製品不買運動にまで発展した。この問題に対し、韓国人にとっては「安倍(首相)に責任がある」との思いが強い。これが実情だ。

 現状では、日本の首相が誰になろうが、両国関係は難しく変わりないと思う。ただ、韓日関係は、金泳三(キム・ヨンサム)政権下での悪化が金大中(キム・デジュン)・小渕恵三政権で改善したという前例がある。

 (次期大統領が就任する)1年8カ月後には韓日双方で現在とは違う政権となる。関係改善に向け、互いの次期政権がどのようなビジョンを持つかがカギとなる。(聞き手 ソウル・名村隆寛)

 ユン・ドンミン 韓国外国語大学教授。1959年生まれ。慶応大で政治学博士号を取得。90年代初めから韓国外交安保研究院教授を長年務め、朴槿恵政権では国家安保諮問団委員、統一準備委員会委員、国立外交院長などを歴任。主な著書に「危機の韓国安保」など。

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