「菅新首相」は改革に突き進む 国民を欺く左派勢力の印象操作は有害 ジャーナリスト・安積明子氏寄稿

 菅義偉官房長官は14日、自民党新総裁に選出された。16日召集の臨時国会で「新首相」に選出される。「たたき上げの苦労人」という評価がある一方、霞が関の人事を掌握して、官邸主導を強めてきた人物でもある。この7年8カ月、フリージャーナリストとして週1回、官房長官会見に出席してきた安積明子氏が寄稿した。

 菅氏は、事前通告なしの質問にオドオドすることが多かった前任者(民主党政権の藤村修氏)に比べて、こわもてタイプで度胸が据わっていた。そこで、筆者は何度か変化球の質問を投げてみた。菅氏は当初こそ驚いていたが、やがてかわしかたを覚えたようだ。

 2016年4月1日の会見では、「今日は冗談を言ったか?」と聞いた。菅氏は「私のような堅物が冗談を言ったら、周囲がビックリする」と語った。筆者が「それがエープリルフールか?」と突っ込むと、菅氏はのけぞって笑った。

 政府方針が動いたこともある。

 15年2月、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」(IS)が、日本人ジャーナリストらを殺害した際、菅氏は当初、遺体の回収は困難という見方を示していた。だが、筆者が「家族の気持ちを考えてほしい」と言うと、「取り戻したいという意思は持ち続けている」と変化した。

 18年2月、佐賀県で陸上自衛隊の戦闘ヘリコプターが墜落した事件では、「補修費用の逼迫(ひっぱく)が原因ではないか」と指摘すると、補正予算で増額された。

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