二階氏、幹事長留任へ 菅氏方針 党内掌握手腕を評価

 自民党の新総裁に選出された菅義偉官房長官は、二階俊博幹事長を留任させる方針を固めた。党幹部が14日、明らかにした。菅氏は党内を掌握する二階氏の手腕を評価しており、政権運営には欠かせないと判断したとみられる。また、二階氏が率いる二階派は安倍首相の辞任表明後、他派閥に先駆けて菅氏支持を打ち出していた。

 菅氏は二階氏について、今月7日の記者会見で「政策実行には政府、与党の緊密連携が不可欠だ。党内をしっかりとまとめていただけるので、非常に頼りになる存在だ」と評価していた。菅氏は安倍政権で、二階氏を党総務会長、幹事長に起用するよう安倍首相に進言した経緯がある。

 菅、二階両氏は安倍首相の辞任表明前の6~8月に月1回のペースで会食を重ねていた。二階氏は菅氏に対し、総裁選に出馬すれば支援する考えを伝えていたという。

 二階氏は平成28年8月、自転車事故で負傷した谷垣禎一前幹事長の後任として幹事長に就任。今月8日には通算の幹事長在職日数が1498日に達し、田中角栄元首相を抜いて歴代最長となっている。

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