自民党総裁選「菅総裁」午後選出へ 16日に新内閣発足

 辞任表明した安倍晋三首相の後継を決める自民党総裁選は14日午後2時から、東京都内のホテルで両院議員総会を開き、新総裁を選出する。菅(すが)義(よし)偉(ひで)官房長官(71)が国会議員票(394票)、地方票(141票)ともに優位に立っており、第26代総裁に選出される見通しだ。菅氏はただちに党人事に着手する。16日召集の臨時国会で行われる首相指名選挙で第99代首相に選出され、認証式などを経て16日中に菅内閣が発足する。

 総裁選には菅氏のほか、石破茂元幹事長(63)と岸田文雄政調会長(63)が立候補した。党所属の国会議員票と、47都道府県連に3票ずつ割り当てた地方票の計535票で争われる。今回は全国一斉の党員・党友投票を省略したため、多くの党都道府県連で予備選を実施した。

 無派閥の菅氏は党内7派閥のうち、最大派閥の細田派(清和政策研究会、98人)をはじめ、麻生派(志公会、54人)、竹下派(平成研究会、54人)、二階派(志帥会、47人)、石原派(近未来政治研究会、11人)の5派閥が支持。さらに菅氏に近い無派閥議員も支持しており、国会議員票で7割以上を固めている。地方票でも過半数を獲得する見込みだ。

 岸田氏は岸田派(宏池会、47人)、石破氏は石破派(水月会、19人)以外への支持が広がりを欠き、地方票でも苦戦している。

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