総裁選公開討論会詳報(1)石破氏「一人一人に居場所」 菅氏「自助・共助・公助」 岸田氏「論語と算盤」

 自民党総裁選に立候補した石破茂元幹事長、菅義偉官房長官、岸田文雄政調会長は12日、日本記者クラブ主催の公開討論会に臨んだ。詳報は次の通り。

【冒頭発言】

 石破氏「一人一人に居場所がある。一人一人が幸せを実感できる、こういう国を作らなければいけない、そういうように思っています。強い社会っていうのは誰かを犠牲にしない社会です。誰かを犠牲にして成り立っている社会は弱い。そういうものです。生活保護を受ける方は少し減った。だけども生活保護の受給世帯は増えている。

 一人っきりで寂しく暮らしておられたりする単身世帯の方。モーニングサービスも食べられなくなっちゃったね、老健も行けなくなっちゃったね、カラオケも行けなくなっちゃったね。限界集落に住むお年寄り。あるいは過重労働に苦しむ人。非正規の人。シングルマザーの所得は先進国で最低。男女間の所得格差も先進国第2位。被災地の人はどんな思いでいるだろうかということですね。

 そのように自分の居場所がないという方々が大勢いらっしゃる。そういう方々に居場所持っていただきたい。そういう方の持っている力を最大限に引き出していきたい。それが新しい国の社会のあり方だ。そのように思っています。

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