垂次期大使人事に中国側が同意

 次期駐中国大使に外務省の垂(たるみ)秀夫前官房長(59)を起用する日本政府の人事について、中国政府が同意したことが分かった。日本政府関係者が30日、明らかにした。閣議決定や天皇陛下の認証を受けた後、年内にも着任する方向だ。

 垂氏は外務省のチャイナスクール(中国語研修組)出身で、昭和60年に入省後、中国・モンゴル課長や駐中国公使などを歴任した。政府は在任期間が4年を超える現在の横井裕大使(65)の後任として垂氏が適任と判断した。垂氏は中国での人脈の広さと情報収集能力の高さに定評があるため、中国側が警戒し、同意しないとの見方も一部にあった。

 日中関係をめぐっては、尖閣諸島(沖縄県石垣市)への中国公船接近や、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い事実上白紙となった習近平国家主席の国賓訪日などが懸案となっている。

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