河野防衛相“非礼”中国にクギ! 尖閣、南シナ海での身勝手ぶりエスカレート…中国封じ込めへリムパック開始

 米海軍主催の環太平洋合同演習(リムパック)が17日(日本時間18日)、米ハワイで始まった。31日まで。新型コロナウイルスの世界的大流行(パンデミック)を受けて中止も検討されたが、軍事的覇権拡大を強める中国を牽制(けんせい)するためにも、日本の強い働きかけもあって実施された。河野太郎防衛相は同日、沖縄県・尖閣諸島周辺海域に、中国の武装公船などが連日侵入していることに、中国の駐日大使に懸念を伝え、行動自粛を求めた。

 リムパックは、世界最大規模の海上軍事演習で、1971年からほぼ隔年で実施されている。2018年の前回は、26カ国から艦艇47隻、潜水艦5隻、航空機約200機、人員約2万5000人以上が参加したが、今回は、10カ国に縮小。期間も短縮し、陸上部隊の訓練も取りやめた。

 今春、米空母などで新型コロナ感染が相次ぎ、抑止力や即応性の維持が懸念され、リムパックの開催も一時危ぶまれていた。

 世界が混乱するなか、中国は東・南シナ海での覇権を強め、台湾周辺でも軍事行動を活発化させた。米国は警戒感を強め、同盟国・日本の後押しもあり実施を決断した。演習を通じて太平洋周辺各国との連携を改めて打ち出し、「対中封じ込め」を強調する狙いがあるとされる。

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