環太平洋合同演習始まる 新型コロナで規模縮小

 米海軍主催の環太平洋合同演習(リムパック)が17日(日本時間18日)、米ハワイで始まった。31日まで。新型コロナウイルスの影響で、参加国数は前回2018年の26から、日本や韓国など10に減り通常1カ月余りの期間も短縮。陸上部隊の訓練も取りやめた。

 南シナ海で実効支配を進め、台湾周辺でも軍事行動を活発化させる中国に、米国は警戒感を強めている。演習を通じて太平洋周辺各国との連携を改めて打ち出し、対中封じ込めを強調する狙いがあるとみられる。

 米空母などでは新型コロナ感染が相次ぎ、抑止力や即応性の維持が懸念され、リムパック開催も一時危ぶまれた。規模を縮小しても実施することで、米軍の部隊運用に支障がないことをアピールする意図もある。

 日本は海上自衛隊のヘリコプター搭載型護衛艦「いせ」とイージス艦「あしがら」を派遣し、戦術訓練を行う。

アクセスランキング

もっと見る

ピックアップ