インドネシア大使に金杉憲治氏 前外務審議官、政府方針

 政府は次期駐インドネシア大使に外務省の金杉憲治前外務審議官(60)を起用する方針を固めた。インドネシア側の同意が得られれば、石井正文大使(62)の後任として閣議で正式決定する。

 金杉氏は昭和58年に外務省入省後、北米第二課長や駐韓国公使、経済局長、アジア大洋州局長などを歴任した。日本の首相として7年ぶりとなった平成30年10月の安倍晋三首相による中国公式訪問に尽力。関係が悪化する韓国との協議も担うなどアジア外交を支えた。直近では経済担当の外務審議官として先進7カ国首脳会議(G7サミット)の調整役を務めた。

 インドネシアは東南アジア諸国連合(ASEAN)の中心国で、南シナ海問題では中国との対立を深めている。政府は「自由で開かれたインド太平洋」構想の観点からも、インドネシアとのさらなる関係強化が不可欠と判断している。

アクセスランキング

もっと見る

ピックアップ