「Go To」東京排除で遺恨勃発! 安倍首相「効果落ちるが安心感に」 事前説明なく、小池知事は不満タラタラ?

 政府は観光支援事業「Go To トラベル」から、東京都発着の旅行や、東京都在住者の旅行を除外することを決めた。小池百合子知事率いる東京都では16日、新型コロナウイルスの新規感染者が過去最多の286人に達するなど、感染拡大に歯止めがきかないからだ。年間消費額約27兆円、生産波及効果55兆円。従業者数800万人超という観光産業を守るためにも、「東京外し=窮余の策」といえそうだが、東京都側は政府から事前に説明がなかったとして不快感を持っているとされる。もともと、菅義偉官房長官は感染者増加を「東京問題」と言い放つなど、官邸と東京都はギクシャクしていた。今後、さらに遺恨が深まることになりそうだ。

 「仕方がない。東京都が外れると(経済)効果が落ちるが、安心感につながる」

 安倍晋三首相は16日夕、「Go To」担当である赤羽一嘉国交相らと見直し方針を確認した後、周囲にこう語った。

 西村康稔経済再生担当相は、「東京外し」の方針を了承した新型コロナ対策分科会後の記者会見で、「東京が感染の震源地だ」と理由を説明した。

 新型コロナウイルスの「感染防止」を徹底しながら、「経済再生」を目指す「Go To」事業。短縮される夏休みの時期に合わせて来週22日開始に前倒しされたが、東京都知事選(5日投開票)終了と合わせるように、東京中心に感染者の再拡大が進んだ。

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