合流へ焦る立民、割れる国民 枝野、玉木両代表が連合会長まじえ会談

 立憲民主党の枝野幸男、国民民主党の玉木雄一郎両代表は26日、連合の神津里季生(りきお)会長を交えて東京都内のホテルで会談した。新型コロナウイルスの感染収束後の社会像に関する意見交換が中心だったが、立民としては次期衆院選を控え、旧民主党勢力を糾合したいのが本音だ。ただ、国民内には合流に異論を唱える勢力もあり、分裂含みの展開も予想される。

 「社会や行政の機能の脆弱性が如実に表れたのがコロナ危機だ。多くの皆さんが共有できるビジョンと政策を掲げていきたい」

 枝野氏は会談後、記者団にこう抱負を語った。3者で新たな社会像を持ち寄り、次期衆院選の共通政策としたい考えだ。玉木氏も「8割ぐらいは一致しているのではないか」と歩調を合わせた。

 会談で、合流の話は「直接なかった」(玉木氏)という。早期の衆院解散・総選挙を見据え、両党には合流を一気に進めるべきだとの意見が強い。支持団体の連合も「旧民主党の理念、政策、価値観は3者で共有している」(神津氏)と再結集に期待を寄せる。

 立民と国民は昨年末から合流協議を進めたが、党名や基本政策で折り合わず、今年1月に破談した。立民幹部は「そば屋の出前じゃない。いつまでも待つわけにはいかない」と再協議に前のめりだが、玉木氏は慎重な姿勢を崩していない。

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