首相会見全文(5)衆院解散「信問うべきとき来れば躊躇なく断行」

=(4)から続く

--元法相の河井克行容疑者と妻の案里容疑者が逮捕された。昨年の参院選で、自民党から(案里容疑者の陣営などに)振り込まれた1億5000万円は、一部が買収資金に使われたことはないか。来年に延期された東京五輪について「完全な形で開催したい」との考えに変わりはないか。新型コロナウイルスの現下の感染状況に照らし、衆院解散・総選挙の実施は可能か

 「いくつかご質問いただきました。まず最初の質問についてでありますが、冒頭申し上げたようにわが党所属であった現職の国会議員が逮捕されたことは、大変遺憾であります。まさに、国民の皆さまの厳しい声をしっかりと受けとめ、われわれすべての国会議員が改めて自ら襟を正さなければならないと考えております。選挙は民主主義の基本でありますから、そこに疑いの目が注がれることはあってはならないと考えております。自民党総裁として、自民党において、より一層、襟を正し、そして国民に対する説明責任も果たしていかなければならないと考えています」

 「それ以上につきましては、個別の事件に関すること、捜査中の個別の事件に関することでありまして、詳細なコメントは控えたいと思いますが、自民党の政治資金につきましては、昨日二階俊博幹事長より、党本部では公認会計士が厳格な基準に照らして、事後的に各支部の支出をチェックしているところであり、巷間言われているような人に使うことができないことは、当然でありますという説明を行われたというふうに承知をしております」

 「そして東京五輪・パラリンピックについてでありますが、東京大会については、先日国際オリンピック(IOC)理事会において、安全安心な環境を提供することを最優先に、延期に伴う費用と負担を最小化し、競技と選手に重点を置きつつ、効率化、合理化を進め、簡素な大会を目指すとの方針が示されたと承知をしております。まさにオリンピックのある意味では、原点に戻った大会にしていこうということだと私は理解しています」

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