稲田氏の「リベラル化」不満? 自民内に新保守グループ設立へ

 自民党の高鳥修一筆頭副幹事長や赤池誠章参院議員らが近く新たな保守系グループ「保守団結の会」(保守の会)を立ち上げることが16日、分かった。月内に講師を招き第1回勉強会を開く方向で調整している。

 高鳥、赤池両氏は15日夜、東京都内で設立に向けた準備会合を開き、城内実元外務副大臣や西田昌司参院議員らが出席。国会閉会中も月1回のペースで会合を開くことや、総裁選への対応とは一線を画することを確認した。

 保守の会の綱領案では、「保守主義を信奉する同志が相集い、団結して、『勇気を持って自由闊達(かったつ)に真実を語り、協議し、決断する』(自民党綱領)ため、保守の会を設立する」とした。基本方針には「皇室の尊崇」「靖国神社の参拝」「憲法の自主的改正」などを掲げた。

 関係者によると、新たな保守系グループの構想が持ち上がったきっかけは、高鳥、赤池両氏が参加し、稲田朋美幹事長代行が会長を務める党内保守系グループ「伝統と創造の会」(伝創会)を退会するメンバーが出たことだったという。

 伝創会は、平成18年に設立され、日本が守るべき伝統・文化の研究や道徳教育の充実など国の根幹にかかわる問題について勉強会を開き、靖国神社への参拝も行ってきた。しかし、最近は主だった活動はなく休止状態。稲田氏も選択的夫婦別姓に理解を示すようになっており、伝統的な家族観を重視する党内保守層から疑問の声が上がっていた。

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