自民、小池知事再選支援へ 都知事選で最終調整 独自候補擁立困難

 自民党は23日、東京都知事選(6月18日告示、7月5日投開票)をめぐり、小池百合子知事の再選に向け支援する方向で最終調整に入った。新型コロナウイルスの感染が拡大し、夏の東京五輪・パラリンピックの延期が検討されている中、政権与党として小池氏との対立を回避することが得策と判断したとみられる。

 複数の自民党関係者によると、23日に開かれた党都連幹部の会合で、新型コロナウイルスの感染が広がる中、「都民のための大局的見地」として感染拡大防止に取り組む小池氏を支援し、独自候補の擁立は見送るべきだとの意見が出たという。

 自民党は平成28年の前回都知事選で増田寛也・現日本郵政社長を擁立したが、小池氏に110万票超の大差で敗北。29年の都議選も知事与党の都民ファーストの会に大敗を喫した。都連は昨年、都知事選の候補者選考委員会を設置し、独自候補の擁立を検討してきたが、難航していた。

 党本部の二階俊博幹事長は「小池氏に勝てる人はいない」として小池氏の再選を支持する意向を表明していたが、都連内では独自候補を擁立すべきだとの意見が根強く残っていた。

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