新型コロナ禍で読み解く日本・中国・米国と「世界のかたち」

 ただ今後の日中関係を展望すると、日本が難しい立場に立たされることは確かです。米国は日本に対して中国との『分断』を求めてきていますから、日本が中国と安定的・機能的な協力関係をどこまで続けられるかは非常に不透明なところがあります。個人的には、新型コロナウイルス禍の影響によって中国で倍旧のスピードで進みつつあるeコマースやeラーニングの分野で日中が協力し、日本が影響力を駆使して民主主義国家の価値観を反映した日中両国共通のルールをつくることができれば、と考えているのですが…」

 ■青山瑠妙(あおやま・るみ) 慶大商卒。1999年、慶大大学院法学研究科後期博士課程単位取得退学。早大教育・総合科学学術院教授などを経て2017年から現職。主な著書に『中国のアジア外交』『中国外交史』『超大国・中国のゆくえ2 外交と国際秩序』(いずれも東京大学出版会)など。博士(法学)。

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