元同僚対決、元閣僚へ野党が刺客…次期衆院選の注目選挙区は

【政界徒然草】

 年内にも次期衆院選があるとの見方がある中、永田町では早くも注目選挙区が話題になっている。自民党の派閥間の公認争いや元同僚対決、公職選挙法違反疑惑で昨年辞任した元閣僚への刺客など、ドラマを生みそうなケースばかりだ。

 なかでも、屈指の注目区は東京18区といえるだろう。旧民主党政権で防衛副大臣などを歴任し、昨年6月に自民党に入党した長島昭久衆院議員と、立憲民主党の菅直人元首相が激突するのだ。

「菅降ろし」因縁の対決

 長島氏はこれまで同21区で当選を重ねてきたが、自民党入りへのケジメをつけるため、選挙区を返上した。1月6日には、初陣として新選挙区となる東京都小金井市のJR東小金井駅前に立ち、「この地域では新参者だが、骨を埋める覚悟だ」と訴えた。ただ、名刺を受けとる人は少なく、国替えの厳しさを物語るスタートとなった。

 一方の菅氏は、過去に18区で、自民党の土屋正忠元衆院議員と激烈な「土菅戦争」を繰り広げてきた。平成24、26両年の衆院選は選挙区で落選し、比例代表でギリギリ復活当選。前回の29年衆院選は約1千票という僅差で選挙区を制した。

 長島氏は、菅内閣で防衛政務官を務めたこともあるが、東日本大震災への対応を批判して退陣を求めるなど「菅下ろし」を主導したメンバーでもある。因縁の対決はどちらも負けられない。

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