山口代表「常在戦場の構えで」 公明県代表協で党勢拡大訴え

 公明党は8日、国会議員や地方組織を集めた全国県代表協議会を党本部で開いた。早期に次の衆院選が行われる可能性や6月の沖縄県議選などを見据え、党勢拡大を徹底する方針を確認した。

 山口那津男代表はあいさつで、来秋に衆院議員の任期満了を迎えることなどに触れ「常在戦場の構えで、勝利に向けた取り組みを一段と加速させていきたい」と訴えた。「全議員が総立ちとなって徹底して支持拡大に挑み、一つ一つの闘いすべてに勝利していこう」とも呼びかけた。

 公明党は支持母体の創価学会を中心に徹底した組織戦を得意とするが、過去2回の国政選挙では比例代表得票数が700万票を割り込み、苦戦を強いられている。山口氏は党勢拡大について「日頃からの地道な闘いが肝要だ」と指摘したうえで「私自身、新たな決意で党勢拡大の闘いを起こしていく」と力を込めた。

 山口氏はまた、肺炎を引き起こす新型コロナウイルスに関し「今夏の東京五輪・パラリンピックの開催に影響を与えないよう、十分な対応を求める」と政府に訴えた。4月に予定する中国の習近平国家主席の国賓来日については「与党として実現に向け最大限の努力をしていく」と明言した。

 今国会では、令和2年度予算の早期成立に総力をあげ、災害からの復興や全世代型社会保障の充実などを進めていく考えを示した。 山口氏は、カジノを含む統合型リゾート施設(IR)事業をめぐる汚職事件で自民党の秋元司衆院議員が逮捕されたことにも触れ「国民の政治不信を招く事態が起こらないよう、政府・与党は一層の緊張感を持って政権運営に当たらなければならない」とクギを刺した。

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