菅氏「国際法違反の状態を作り出したのは韓国」 徴用工判決1年で

 菅義偉官房長官は30日の記者会見で、いわゆる徴用工訴訟をめぐり、韓国最高裁が新日鉄住金(現日本製鉄)に賠償を命じた確定判決から1年を迎えたことについて「(判決により)国際法違反の状態を作り出したのは韓国側だ」と述べ、韓国政府に早期の対応を重ねて求めた。

 菅氏は請求権問題の「完全かつ最終的」な解決を確認した1965(昭和40)年の日韓請求権協定について「裁判所を含むすべての国家機関が順守しなければならないというのは国際法の大原則」と指摘。韓国政府が主張する「三権分立」に関し、「国際法上の義務違反を正当化する理由にはあたらない」と批判した。

 安倍晋三首相と韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領との首脳会談は昨年9月以来行われていない。韓国側は11月の複数の国際会議に合わせた会談を模索するが、外務省の大鷹正人外務報道官は30日の記者会見で「現時点で何ら決まっていない」と述べた。

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