和洋の食材織り交ぜ、令和を象徴 首相晩餐会メニュー公開

 日本古来の食材だけではなく、洋の食材も取り入れて「和洋折衷」の料理がふるまわれた安倍晋三首相夫妻主催晩餐(ばんさん)会の正餐(せいさん)。平成の代替わりの晩餐会はフランス料理が中心だったが、今回は多様性を重んじる「令和」の時代を象徴するメニューとなるよう工夫を凝らした。

 晩餐会のメニューは、前菜▽スープ▽魚料理▽肉料理▽デザート-など。前菜には万葉集にも登場するとされるマツタケなど各地の旬の食材が彩り、フォアグラやキャビアも使われた。

 肉料理は、公的な晩餐会で使われることが多い子羊肉と東日本大震災の被災地の岩手県産の雑穀米などをパイで包み焼きにした。乾杯酒には福島県産の純米大吟醸が提供された。

 また、イスラム教の教義に沿った「ハラル」、動物性由来の食品を使わない「菜食主義・ビーガン」「魚・甲殻類なし」「肉なし」といった各国の宗教、食文化に合わせた料理も別途用意された。正餐のメニューは以下の通り。

 【前菜】 和前菜祝い盛り 秋の吹き寄せ 令和の幕開け

 【スープ】 蟹真薯(かにしんじょ)と極み出汁(だし) 黄金のしずく 清まし仕立て

 【魚料理】 フカヒレの姿煮と伊勢海老、蝦夷鮑(あわび)の雅な饗宴(きょうえん) 吉野葛(くず)の銀餡(ぎんあん)がけ

 【肉料理】 仔羊と松茸の華麗なるパイ包み焼き 岩手産雑穀米添え 紫蘇(しそ)香るソース

 【その他】 お赤飯と煎茶(せんちゃ)

 【デザート】 和栗のモンブラン クープ仕立て 八丈島ジャージーミルクジェラートを添えて コーヒーまたは紅茶 小菓子

 【ブレッド】 ブレッド 北海道産発酵バター

 【飲料】 飛露喜 純米大吟醸(乾杯酒)、まるで梅酒なノンアルコール(ノンアルコールの乾杯酒)、アルガブランカ イセハラ 2017(白ワイン)、シャトー・メルシャン 椀子 オムニス2015(赤ワイン)、みかんしぼり(ノンアルコールジュース)

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