首相の即位礼外交スタート 21日は各国首脳ら23人と会談

 安倍晋三首相は21日、「即位礼正殿(そくいれいせいでん)の儀」に合わせて来日したミャンマーのアウン・サン・スー・チー国家顧問兼外相ら各国の要人ら23人と東京・元赤坂の迎賓館で相次いで会談し、活発な「祝賀外交」をスタートさせた。23日には中国の王岐山国家副主席、24日には韓国の李洛淵(イ・ナギョン)首相との会談を調整しており、25日までに約50カ国の要人と会談する見通しだ。

 安倍首相はスー・チー氏との会談で、ミャンマーからバングラデシュに逃れたイスラム教徒少数民族ロヒンギャの帰還問題について、「ミャンマーの取り組みを最大限後押しする」と述べた。ネパールのバンダリ大統領との会談では、質の高いインフラ整備に向けた支援を約束した。

 安倍首相は23日に予定する王氏との会談で、来春の習近平国家主席の来日に向け、安定的な日中関係の発展を確認する。24日の李氏との会談では、いわゆる徴用工判決をきっかけに悪化した日韓関係をめぐり、李氏が具体的な解決策を示すかが焦点だ。

 茂木敏充外相も21日、モルディブのシャーヒド外相や欧州連合(EU)のモゲリーニ安全保障上級代表らと外務省で相次いで会談した。

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