防衛省、PAC3を市谷に再展開 北ミサイル脅威で態勢強化

 防衛省が東京・市谷の同省敷地内に地対空誘導弾パトリオット(PAC3)2基を展開したことが11日、わかった。同省は展開の理由を明らかにしていないが、政府関係者によると、北朝鮮が弾道ミサイル発射を繰り返す中、警戒態勢を強化したという。

 防衛省敷地内に訓練や整備以外でPAC3を展開するのは平成30年7月以来。同省は当時、米朝首脳会談の開催を受けて北朝鮮のミサイル脅威が低下したとみて全国のPAC3を撤収した。しかし、北朝鮮の外務省報道官が大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射実験中断の見直しもあり得ると警告する談話を発表したことなどを受け、再展開した。

 政府関係者によれば、弾道弾迎撃ミサイルSM3を搭載したイージス艦も迎撃態勢を取っているという。弾道ミサイルが飛来した場合、海上からSM3が迎撃し、打ち漏らした場合は着弾直前にPAC3が迎撃する。

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