拉致問題解決「全力で全員帰国に取り組む」 菅氏、重ねて意欲

 拉致問題を担当する菅義偉(すが・よしひで)官房長官は30日、首相官邸で北朝鮮から帰国した拉致被害者が住む新潟県柏崎市と佐渡市、福井県小浜市の市長らと面会し「正念場が続くので、全力を挙げて(拉致被害者の)全員帰国のために取り組む」と述べ、拉致問題解決に向けた強い意欲を重ねて示した。

 この日は新潟県柏崎市の桜井雅浩、同県佐渡市の三浦基裕、福井県小浜市の松崎晃治の3市長が官邸を訪問。3市長は日朝の直接交渉による拉致問題の全面解決や、若年層への拉致問題教育の推進などを求める要望書を菅氏に提出した。菅氏は「しっかりと重く受け止める」と応じた。

 また、3市は同日、それぞれの市のホームページ(HP)に「拉致被害者の即時、全員帰国を決断していただきたい」などとする金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長にあてたメッセージを掲載した。

 柏崎市には拉致被害者で17年前に北朝鮮から帰国した蓮池薫さんと妻の祐木子さん、佐渡市には曽我ひとみさん、小浜市には地村保志さんと妻の富貴恵さんが住んでいる。

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