安倍首相、次期EU大統領に拉致問題解決の協力を要請

 安倍晋三首相は25日午前(日本時間同日夜)、米ニューヨークでベルギーのミシェル首相と会談した。ミシェル氏は12月に欧州連合(EU)大統領に就任する。両首脳は、日EUの関係を強化していくことで一致した。

 安倍首相は北朝鮮の非核化に関連し「全ての大量破壊兵器とあらゆる射程の弾道ミサイルの完全かつ検証可能で不可逆的な廃棄(CVID)の実現が必要だ」と強調。「国連安全保障理事会の決議の履行が重要だ」と述べた上で、日本人拉致問題の早期解決に向けた協力を求めた。ミシェル氏は理解を示した。

 安倍首相はまた、EUによる東京電力福島第1原発事故を受けた日本産食品などへの輸入規制の早期撤廃実現に向けた協力を要請した。

 安倍首相は25日夜、退任するEUのトゥスク大統領と夕食を共にしながら会談。26日にニューヨークからベルギーの首都ブリュッセルに移動し、27日にユンケル欧州委員長と会談する。(ニューヨーク 沢田大典)

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