菅直人元首相に“逆批判”炸裂! 千葉・台風大停電「初動の遅さ」猛批判するも…ネット上では「お前が言うな!」

 菅直人元首相(立憲民主党最高顧問)が、台風15号で千葉県内に大規模な停電や断水の被害が出たことについて、安倍晋三首相や東京電力の「初動の遅さ」を猛批判している。確かに、今回の災害対応には疑問も多いが、菅氏といえば民主党政権時代の東日本大震災(2011年)での対応が非難された張本人ではないのか。ネット上では「お前が言うな!(おまゆう!)」と、逆に批判にさらされている。

 《千葉県の停電に対する東電と安倍総理の対応はあまりにも遅い》《安倍総理は内閣改造が忙しくて、初動が遅れたことは明らか。危機管理にとって初動の遅れは致命的。責任は大きい》

 菅元首相は16日、ツイッターでこう発信した。

 千葉県では台風通過から8日となる17日午前9時時点で、約6万4000戸の停電が続いている。公立小中学校も14校が再開できていない。

 菅義偉官房長官は17日の記者会見で、「政府一体で警戒態勢を確保し、対策を進めている。今回の災害対応は台風の上陸前から迅速、かつ適切に行われた」と語ったが、一連の対応を疑問視する声は確かにある。

 ただ、菅元首相といえば、東日本大震災を受けた東京電力福島第1原発事故をめぐり、国会事故調査委員会が12年7月にまとめた報告書で、菅元首相らが現場に直接指示を出したことについて、「現場対応の重要な時間を無駄にしただけでなく、指揮命令系統の混乱を拡大させた」と断罪された人物である。

 このため、菅元首相には、《どの口が言うのか!》《黙ってろよ、いい加減》《自衛隊はずっと動いている》《東電も対応している》《初動が遅れたのは森田健作知事》《さすが史上最低と言われた元総理》《ノーベルおまゆう賞決定!》《また四国巡礼をお願いします》などと、猛烈な批判返信が殺到している。

 加えて、野党の国会議員による被災地視察にも、《なんで倒壊家屋の前で記念写真を撮るのか》《はっきり言って迷惑》《東日本大震災の菅直人と一緒》などと批判がわき上がっている。

 当然、菅元首相や野党議員を支持する声もある。

 東日本大震災発生時に陸上幕僚長として対応した火箱芳文(ひばこ・よしふみ)氏は「政府も防衛省も台風への警戒態勢は取っていたが、想定以上の暴風雨や、独特の地形、電力遮断による通信インフラの停止などが事態把握や復旧に影響しているようだ。首相の仕事は組織の末端まで動けるようにすること。その点でいうと、菅元首相の発言はお門違いだ」と指摘している。

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