安倍首相記者会見詳報(下)首相、進次郎氏に「責任ある立場で能力発揮し、結果を」

 安倍晋三首相は11日、第4次安倍再改造内閣発足後に官邸で記者会見を行い、「ポスト安倍」候補といわれる岸田文雄政調会長、茂木敏充外相らを起用した狙いや、環境相に抜擢した小泉進次郎への期待などについて語った。

 --今回の内閣改造・自民党役員人事でポスト安倍候補と呼ばれる岸田文雄政調会長、茂木敏充外相、河野太郎防衛相、加藤勝信厚生労働相らを起用した。それぞれにどのような活躍を期待しているか。38歳で環境相に抜擢(ばってき)した小泉進次郎氏の起用の狙いは。韓国のいわゆる徴用工訴訟への対応や輸出規制、日韓軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の破棄など問題を抱えている外務、経済産業、防衛の3閣僚が交代したが、新たな布陣で日韓関係の改善にどのように取り組むか

 首相「今回の改造人事をよく見ていると思う。それぞれの閣僚についてのミッションは先ほど冒頭で申し上げた通りだが、令和の時代が幕を開けた。新しい時代の国づくりに向かって、各閣僚にはそれぞれの分野で大胆な改革に挑戦してもらいたいと期待している。自民党は老壮青、まさに人材の宝庫だ。その中から例えば今までも(衆院)当選回数3回、4回という山下貴司前法相や斎藤健元農林水産相といった若手を登用したこともあった。そういう若い人材にも能力を発揮してもらい、新しい発想で発揮していただいた。積極的に機会を作ってきたという思いだ」

 「今回は小泉進次郎氏に環境相をお願いした。小泉氏は確か(平成21年の衆院選)初当選から10年だと思う。私が10年たったころ、どうしていたかなと思うと、ちょうど小泉進次郎氏のお父さん、当時の小泉純一郎首相に官房副長官から幹事長に任命されたころだった。当選まだ3回だったから、果たして準備が十分にできていなかったのではないかと思うが、それまで(自民党の)部会長や国対副委員長を務めていた。そういう経験をしていたが、幹事長となると党務全般を把握して、結果を出さなければならないという大変な重責、プレッシャーを感じたことを思い出している。しかしその中で、大変多くの人に支えていただき、何とか職務を全うすることができたのかなと思う。そういう意味で現在、首相としての重責を担う上でも糧(かて)となった。進次郎氏にも環境相という責任ある立場で、いかんなく能力を発揮してもらいたいと思うが、すでに農林部会長や厚生労働部会長を務めている。当時の私よりも年季が入ってるなと、政治的な技術においてだが、そう思う。結果をぜひ出してもらいたいと期待している」

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