N国・立花党首会見「NHKは国会議員にW杯チケット配っていた」

 NHKから国民を守る党の立花孝志党首は8日、国会内で記者会見し、秘書へのパワハラ問題が取り沙汰されている自民党の石崎徹衆院議員を「救済したい」と述べ、N国への入党を呼びかけていることを明らかにした。立花氏がNHK職員だったころに、NHKが国会議員にサッカーワールドカップ(W杯)などのチケットを配っていたことも暴露した。

 立花氏は石崎氏に関し「法的には被疑者だ。うちの党の評価が下がるので、正直いらないと思っていた」と述べた。一方で「石崎氏の弁護士から『心の病になっている』と聞き、弱っている人は救いたい。一国会議員というよりも石崎徹という個人を救済したいと感じたので、金曜日(2日)に方針転換して、ぜひともうちの党で一緒にやらないか呼びかけをしている」と明らかにした。石崎氏からの返答はないという。

 13日までに石崎氏がN国に入党しなければ、国会議員1人分の政党交付金年間約2340万円は自民党に入る。立花氏は「(自民党は)13日までリリースしない。2340万円は立花には渡したくない(からだ)。石崎さんに渡しますけど」と皮肉った。

 参院選後に無所属の丸山穂高衆院議員をN国を入党させたことに批判もあるが、立花氏は「自民党のまねをしているだけだ。民主党(政権)で大臣をされていた人が『自民党に行きたい』と言ったら『おいで』とやるわけでしょ。一緒だ」と反論した。

 同時に「(私は)野党がもっと丸くなりなさいと言っている。自民党を脅かす2大政党制をしないと。小選挙区になっているわけだから。どうしてちょっとした小競り合いをして分裂していくのか」とも述べ、主要野党に矛先を向けた。

 立花氏は「(NHKの)日曜討論などの番組に出たい」と述べ、次期衆院選で4人を当選させる目標を掲げた。

 「東京、北関東、南関東、東海、近畿、九州の6つのブロックは十分に当選の可能性はある」とも言及。6人の候補者が決まっているといい「東大卒2人、京大卒2人、行政書士と歯科医。東大は法学部、京大は法学部と医学部」と説明した。丸山氏に関しても「(候補者に)入っている。ぜひ出てほしいと思っている人材だ」と語った。自身の出馬は「候補者になるとメディアの露出が減る。僕が出ないほうが衆院の議席が取れるのではないか、という見解に傾いている」と否定的だった。

 立花氏は、NHK予算を国会が承認することや、会長を決めるNHK最高意思決定機関の経営委員会の委員を内閣が決めることなどを理由に「一般論として、NHKが政権側に忖度(そんたく)するのは自然な流れかな」と語った。さらに「野党でも、総務委員会の先生には紅白(歌合戦)とかAKB(48)のチケットを持っていきたくなる。実際、僕は持っていった」と暴露した。「サッカーW杯や東京ドーム、相撲のチケットが、スポーツ担当の僕の机の引き出しに入っていた」と語った。

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